トレンドマイクロは、2014年12月、ファイルを暗号化して身代金を要求する「Cryptoランサムウェア」の亜種が欧州を中心とした地域で急増したことを本ブログで報告しました。こうした被害は、特にスペインやフランス、トルコ、英国で確認されました。本稿では、「REVETON」として知られる別の「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」の亜種について取り上げます。このランサムウェアは、新しい感染経路で PC に侵入することが米国で確認されています。新しい感染経路とは、従来の EXEファイルでなく、DLLファイルを利用する方法です。
続きを読むトレンドマイクロでは、2014年5月、Android端末を狙う「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」の出現をモバイルの脅威状況を監視する中で確認しました。弊社では、その後、匿名通信システム「The Onion Router(Tor)」を利用し、コマンド&コントロール(C&C)通信を隠ぺいする新たな脅威を確認しています。
続きを読む「TrendLabs(トレンドラボ)」は、2014年第1四半期セキュリティラウンドアップのなかで、ランサムウェア「CryptoLocker」といった複数の「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」を取り上げ、新たな不正活動について言及しました。例えば、警告文に複数の言語を利用したり、仮想通貨のウォレットから金銭を窃取したりといった事例でした。また、モバイル版のランサムウェアの登場によって、どのようにこれらの脅威が、時間と共に変化し続けているかが浮き彫りになりました。
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